日学・黒板アート甲子園®︎2024大会
白板の部 結果発表

白板の部 受賞作品

※学校名、グループ名、人数、作品画像、作品名、制作エピソード、講評の順で記載
※画像をクリック/タップすると作品を全画面表示できます

優秀賞

静岡県立浜松大平台高等学校/G6/6人

作品名:暗中模索

過去の忘れかけていた夢を暗闇の中から見つけ出す姿を描きました。
ネガティブなイメージを表現するためにゴミや虫を入れました。またリアリティを追求するのに光の当たり方を工夫しました。

【評】

ホワイトボードの白を巧みに活用し、暗闇から抜け出すような光を感じさせる構図が素晴らしいです。デッサン力も高く、細部まで丁寧に描かれており、鑑賞者に深い印象を残す作品です。

あいち造形デザイン専門学校高等課程/紡標/2人

作品名:赤いポストの上は絶景

今回、物語を作りそれを参考に描きました。
少しでもフィクションで儚げなものにしました。
↓こちらが参考の物語です。
街に一つだけあるポスト
海辺なのに錆ひとつない真っ赤なポスト
私はそのポストに座って星を見るのが好き
その街の中で私はいちばん高いところにいる
星に手が届きそうなんて思ってる
私にとって1番の絶景は赤いポストの上

【評】

この作品は最初に物語を作りその一場面を描いたそうです。中心のオレンジの丸は星だそうです。その星に手を伸ばす人物はオレンジの星と対峙し、星と話をしているようです。作品全体からなんとも言えない空気感、緊張感を感じるのは、ホワイトボードに走らせた細かなペンの筆跡にあるのでしょう。そこがこの作品の魅力となっています。ポストの赤い四角の色面は背景の繊細さに対して少し強すぎるようです。描き方を工夫するともっと良くなります。

入賞

星槎国際高等学校/ru-mi-/2人

作品名:2次元と3次元

ホワイトボードで描くにあたって色の明暗差を出すのはとても難しいと感じた。この作品では写実的な空間にデフォルメ調の妖精キャラクターを配置することにしました。3次元空間に2次元んキャラが存在するギャップを生み出そうと暗中模索しました。

【評】

インパクトのある作品です。はっきりとした描写はどのような工夫をして表現したのかと凝視するとともに、明暗の差を出し、細かい描写の描きこみをホワイトボード上で表現できていることにとても感動しました。

参加校一覧(都道府県順)

新渡戸文化高等学校/神奈川県立茅ケ崎高等学校

屋久島おおぞら高等学校/静岡県立浜松大平台高等学校/静岡県立富士宮東高等学校

あいち造形デザイン専門学校高等課程

星槎国際高等学校