第11回 日学・黒板アート甲子園®
白板の部 結果発表
最優秀賞
エクセラン高等学校/じじ大好き❤️/2人
作品名:じじへ、
普段とは異なる手法に悪戦苦闘し、時には床をインクで汚しながらも泥臭く向き合いました。刻んだ文字や祖父の皺一つひとつに宿るのは、いつも温かく見守ってくれる祖父への深い愛情と感謝です。溢れる思いをすべてこの作品に注ぎ込みました。爪楊枝や筆を駆使し肌の皺や髪の毛のディティールにこだわった所を見て欲しいです。
入賞
浦和学院高等学校/やさしいチーム/4人
作品名:magic note
今回のテーマでは、「授業中にノートで落書きしたら、描いた生き物たちが現実の世界へ飛び出してきた」という発想から制作を始めました。恐竜やタコ、シーラカンスなど、普段は同じ場所にいない生き物を一つの画面に集め、まるでみんなが一斉に逃げ出しているような動きのある構図を意識しました。
【評】
ホワイトボードにこんなにも色が乗るとは!と感じさせられるほど、色の乗せ方、色合いです。生き物が飛び出してくる、というデザインも見た人が目を引くインパクトのあるもので、動き出すのではないか。と感じるほどの迫力を感じます。ホワイトボードアートの技術と世界をさらにあげてくれる刺激のある作品だと思います。
三浦市立三崎中学校/三中ホワイトボード部/2人
作品名:現実逃避
今回始めてホワイトボードを使って絵を描きました。中央の人物は、高校生をイメージして描いており、小さい頃遊んでいたゲーム機を懐かしく思って再び遊んでみた様子をイメージして描きました。ゲーム機に昔貼ったシールを描いて、昔っぽさを表現しました、人物を目立たせるために黒や赤で色を付け、手やゲーム機をより前に出すために、黒で線画を太くしました。人物の髪の毛には、薄く黄色を入れたり青を多めに入れました。背景は、周りに落書きをかけるだけ描き、人物が小さい頃に描いた絵を表現し、周りに二、三枚のテストを散らばし、高校生らしさを表現しました。背景にも工夫をしました。特に雲は、明るい色を混ぜながら綺麗な雲を目指して描きました。風船は、好きな曲のmvを参考にして塗りました。
【評】
この絵を見たときに、楽しんで描いているなと感じました。ホワイトボードはチョークと違い、色面をつくるのが難しいです。この作品は、線の痕跡を見ていくと様々な手の動きで描き分けていることが分かります。そして画面に散在するたくさんの落書き的な絵。何が描かれているのだろうと探す段階で自然にこの絵に引き込まれていきます。そしてこの落書き的な表現が中央の人物を引き立てています。マーカーならではの色の作り方も上手です。
参加校一覧(都道府県順)
福島西高校
浦和学院高等学校/三浦市立三崎中学校
エクセラン高等学校/おおぞら高等学院 富士キャンパス/静岡県立浜松大平台高等学校




【評】
白と黒だけでここまで表情や肌の質感を描き分け、皺や髪の毛の一本一本まで丁寧に表現しているところに、深い愛情を感じました。特に、笑顔の中に刻まれた皺が、その人が重ねてきた時間まで伝えてくれるようです。周囲に書かれた言葉からも、祖父への感謝や親しみがまっすぐ伝わってきます。絵と文字が一緒になって、一通の手紙のように感じられる作品でした。