日学・黒板アート甲子園®︎2020大会 白板部門 結果発表

白板部門 入賞作品

※学校名、グループ名、人数、作品画像、作品名、制作エピソード、講評の順で記載
※画像をクリック/タップすると作品を全画面表示できます

最優秀賞

東京都立六郷工科高等学校/夢の別れ/2人

作品名:東京の夜景

東京オリンピックに向けて、世界中の人々に東京の街の美しさを伝えたいと思ったからです。
色は7色(黒、赤、青、黄、緑、オレンジ、ピンク)を使用しました。お互いの色が重ならないように描くのと、明暗をはっきりさせることが大変難しかったです。
特に月と空のリアルな表現を生み出すために、実際の写真を何度も見直して描く工夫をいたしました。

【評】

とても白板に描かれたものとは思えない作品で驚きました。精巧に、緻密に東京の風景が描かれています。五輪への想いも含め、色鮮やかに、明るく前向きに表現してくれたのかなという点も評価したいなと思いました。限られた色のマーカーを使い、点描で深い色を作り出している点がとても優れています。

入賞

エクセラン高等学校/L.O/4人

作品名:56401年

メンバー全員が白板アート未経験だったが、試行錯誤を繰り返し完成させることができた。「見えない世界」をテーマとし、海底を描いたメンバー4名の個性を活かし幻想的な表現をした。

【評】

「「56401年」とうい作品タイトルで「見えない世界」をテーマにしたという、幻想的な未来を描いている点がまず興味深いと思いました。下から見上げている構図による奥行き感も、この少ない色を使いながらもきちんと出ている表現力が素晴らしい作品です。白黒の世界に、わずかに青と緑が活かされているのも面白さの一つだと思います。

エクセラン高等学校/ni–foni–sei星民/2人

作品名:ni–foni–sei 想像記

歴史を用いた作品なので、タペストリー風につくることを意識した。2人の世界観を一つにするのは簡単なことではなかったが、それを乗り越えて制作することで、共同制作の強さを知った。

【評】

マーカーの使い方の工夫が目立つ作品です。線や色の深さと黒の力強さに、迫力を感じました。ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」をモチーフにしながらテーマを持たせている構成力が印象的でした。常識にとらわれない、チャレンジングな校風が作品ににじみ出ているように思います。

参加校一覧(五十音順)

東京都立六郷工科高等学校/エクセラン高等学校/好文学園女子高等学校